今回の
6 Minute Englishのタイトルは
Goldfish, brains and phones(金魚、脳そして電話)です。
※著作権の関係上、音声とスクリプトは下記のBBCのサイトから入手してください。
http://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english/ep-170518今回の
6 Minute Englishでは、「人間の集中力は低下の一途をたどり今や金魚にも劣る」という衝撃的な研究報告をめぐって議論が展開されます。マンガはいくらでも集中して読めるけれども、哲学の本は数行読むだけでも眠くなるというのは誰もが経験しているはず。それなのに「人間の集中力の持続時間は〇〇秒」などと簡単に一言で語れるものなのでしょうか?果たして議論の行方は??
それでは今回も役に立ちそうな
tipsをみなさんにお届けします!
■目次
1. 聞き取りが難しい/注意したい個所はココだ! 2. 文法・構文解説 3. フレーズ解説 4. ボキャブラリー・間違えやすい発音 5. 発展課題1. 聞き取りが難しい/注意したい個所はココだ!
目次へ戻る “Smartphones, the internet, social media – these all certainly do take up a lot of our attention. But how much?”(スマートフォン、インターネット、ソーシャルメディアーーこれらのものに多くの注意力が向いてしまっているのは確かだね。でも量にしたらどのくらいだろう)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 0’52”あたり)
下線部分は「ðィーズ オール」ではなく「ðィーズォー」と聞こえる。この
allは「すべての〜」ではなく「全く」「すっかり」という文全体を強調する副詞である。また、その直後の
doは動詞
takeをやはり強調する助動詞である。ということは、あってもなくても文章全体の意味はあまり変わらない
allや
doが加わることにより、我々が想定する聞き慣れた文章の型を外れるためリスニングが難しく感じるのである。これへの効果的な対処法は、
自分がイメージする発音と実際に聞こえる発音の違いをはっきりと意識し、自分でも声に出すことである。
"I tend to be quite busy, but I know some people are really addicted to their mobile phones so I'm going to say around two and a half hours - that's answer 'b'."(私はかなり忙しい方なんだけど、携帯電話にかなりハマっている人もいるのから、選択肢bの約2時間半にするわ)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 1’10”あたり)
下線部分は「アイ テンド トゥ ビー」ではなく「アイ テントゥ ビー」と聞こえる。
tendの最後の
dと
toの最初
tが
連結を起こしている。
tend to doで「〜する傾向にある」という意味で使われることがほとんどであるから、もうこれは
そういうものとして頭の中にインプットしてしまった方がいいだろう。
“Now, the year 2000 was just before the boom in digital media and smartphones, so many think that they're to blame for all these distractions – now, distractions are things which take away our focus or attention.”(そうね、2000年という年はデジタルメディアやスマートフォンが流行するちょうど前だったから、多くの人がこうした注意散漫はすべてこのデジタルメディアやスマホのせいだと思っているのよね)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 1’31”あたり)
下線部分は「ゼイ アー トゥ ブレイム」ではなく「ゼァトゥブレィム」と一気に言い下している。これも
S + be動詞 to blameで「Sが悪い」「Sのせいだ」という意味で熟語的に使われるので、
一気に発音する場合はこのように聞こえるのだということを意識しながら声に出して練習しておこう。
“And there's a phrase in English – we say 'to have the attention span of a goldfish'. ”(それからある英語のフレーズがあって「金魚ほどの集中力しかない」と言い方をします)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 1’55”あたり)
下線部分は
Anotherのようにも聞こえるが、
And there's a ...を超高速でしゃべるとそう聞こえるということなのだろう。是非聞き取りの参考にしたい。
“More or Less asked Dr Gemma Briggs, a psychologist at the Open University, if human beings are less able to focus these days.”(最近人間は集中できなくなっているのかということについて、番組「More or Less」がオープン大学の心理学者 ジェマ・ブリッグス博士に質問しました)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 3'05”あたり)
More or Lessという言葉が
固有名詞であることを分かるかどうかがリスニングの鍵となる。なお、
More or LessがBBCのラジオ番組の名前であることは少しまで説明されている(2'23"くらい)
また、
askedは[
ǽskt]と発音し
edが消滅してしまっていることに注意しよう。
“And what about this: the group they surveyed touched their mobiles over 2,600 times a day.”(それから、こんなのもあるよ:彼らが調査したグループは1日に2600回以上スマートフォンを触ったんだって)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’39”あたり)
下線部分の
surveyedの最後の
dは、
touchedの最初の
tとつながり
消滅していることを確認しておこう。
“It's probably more than that to be honest.”(正直たぶんそれ以上だね)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’51”あたり)
ここはアドリブではないかというくらい素のコメントが聞こえる。その他の
ナレーターのような話し方ではなく生の会話という感じがする。スクリプトを頭に入れた上でしっかりと理解しておこう。
発声も忘れずに。
more than thatまでは息継ぎをせず抑揚なくしゃべり、
最後のto be honestを笑いながら言い放つ感じである。
2. 文法・構文解説
目次へ戻る@ 比較級
今回の
6 Minute Englishでは比較級の構文が多数出現する。以下の9つの文章を参考にして、今回の話題の中でどのように使用されているかを確認しておこう。
“Now, one study says that – in fact, it claims the human attention span is now shorter than that of a goldfish.”(さて、ある研究でば人間の集中力は今や金魚よりも短いということが言われている、というか主張されています)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 0’42”あたり)
比較級の基本形である。
that of a goldfishは「金魚のそれ」ということで、
thatは
attention spanを指す。
“That's one more than phone-obsessed humans with a mere eight seconds!”(金魚の集中力は、スマホにとりつかれてたった8秒しかない人間よりも1秒長いんだね!)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 1’51”あたり)
分量を比較する場合には比較級の直前に入れる。
e.g. She is
three years younger than me.(彼女は私よりも3歳若い)
The U.S. is
twety five times bigger than Japan.(アメリカは日本よりも25倍大きい)
“So – is it really true that humans are now even more easily distracted than fish?”(それで、今や人間は金魚よりもさらに気が散りやすいというのは本当に事実なの?)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 2’15”あたり)
比較級を強調する場合は、even, still, muchなどを用いる。
e.g. Your problem is
even more difficult to solve
than mine.(あなたの悩み事は私のよりもさらに解決が難しい)
My father is tall, but my brother is
still taller.(父は背が高いが弟はさらに背が高い)
He looks
much younger than he is.(彼は実際よりもずっと若く見える)
“So, are we humans in fact more easily distracted than before?”(さて、我々人間は実際のところ以前よりも気が散りやすくなっているのでしょうか?)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 3’00”あたり)
副詞を比較することもできる。(ここではeasily)
e.g. Bob runs
faster than Tom.(ボブはトムより足が速い)
“So she says we're not necessarily more easily distracted. Instead, we may actually be better at switching our attention quickly between different tasks.”(ということで、必ずしも我々は注意力が散漫になっているという訳ではないと彼女は言っています。むしろ、実際には異なる作業の中で素早く注意を切り替えることが上手になっているのかもしれません)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 3’40”あたり)
goodの比較級は
better、最上級は
bestbadの比較級は
worse、最上級は
worstmany,
muchの比較級は
more、最上級は
mostlittleの比較級は
less、最上級は
least “She's really saying we can multitask better than before.”(以前よりもマルチタスクができているということを彼女はまさに言っています)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 3’50”あたり)
比較級 + than beforeで「以前よりも〜だ」
e.g. You look even
prettier than before.(以前よりさらに可愛らしくみえるね)
“So – maybe our attention spans aren't getting shorter, we just choose to look at our phones a lot more.”(ということで、多分我々の集中時間が短くなっているのではなく、我々がただ単にもっといっぱいケータイを見るようになっているのです)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’11”あたり)
get + 比較級で「〜になる」
e.g. It's
getting colder day by day.(日に日に寒くなってきている)
“It's probably more than that to be honest.”(正直(僕がスマホに触る回数は)たぶんそれ以上だね)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’51”あたり)
more than thatは「それ以上だ」という意味のほかに、「それだけじゃない」「それどころじゃない」「そんなもんじゃない」というニュアンスになることがある。
“And mine is definitely shorter than it used to be…”(そして私の(集中力)は昔に比べて間違いなく短くなっています)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 5’11”あたり)
比較級 + than + 主語 + used to beで「昔よりも〜だ」
e.g. My father has been
milder than he used to be.(父は昔より丸くなった)
A not ... because ... 構文 (部分否定その1)
“But because someone's distracted by their smartphone or wanting to quickly Google something, it doesn't mean that they then don't have the ability to control and sustain their attention when they carry out another task.”(しかし、誰かがスマートフォンに気を取られたりすぐにグーグルで何かを検索したくなったからといって、その人たちが別の仕事をしながら集中力をコントロールしたり維持したりする能力がないということにはなりません)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 3’27”あたり)
becauseが含まれる否定文は注意が必要である。何を否定しているかを間違えないようにしたい。
例えば、文章の流れにつられて誤って次のように訳をするとチンプンカンプンになる。
× しかし、誰かがスマートフォンに気を取られたりすぐにグーグルで何かを検索したくなるので、その人たちが別の仕事をしながら集中力をコントロールしたり維持したりする能力がないということを意味しないつまりこの否定文では、
... it means that they then don't have the ability to control ... their attention ...
because someone's distracted by their smartphone ... (
スマホに気を取られているという理由で彼らが集中力をコントロールする能力がないと意味する)
という
因果関係を否定していると解釈しないと
意味が通らないのである。
おさらいとして次の2つの文章を比較してほしい。
e.g. I can't eat anything,
because I am sick.(病気なので何も食べられない)
I ca
n't eat anything
because I am good.(元気だからといって何か食べられているのではない⇒それ以外の理由で食事が出来ているということを暗に意味している)
厳密な文法上はコンマが入るかどうかで解釈が確定するのかもしれないが(詳細は文法書を見てほしい)、
会話ではカンマはないので前後の文脈から判断するしかない。
B not necessarily ...(部分否定その2)
"So she says we're not necessarily more easily distracted."(ということで、必ずしも我々は注意力が散漫になっているという訳ではないと彼女は言っています)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 3’39”あたり)
この例文も部分否定である。
necessarilyは「必然的に」「当然」「絶対」という意味で、この文章はこの当然性・必然性を否定している。つまり「〜だと断定はできない」ということ。
部分否定をおさらいしておこう。
e.g. He is
not always late for the class.(いつも授業に遅れるという訳ではない)
これに対して「いつも遅れない」ということが言いたければ、否定文を使わずに
c.f. He is always in time for the class.
とするのが無難である。
e.g.
All the students did
not attend the class.(すべての生徒が授業に出席した訳ではない)
これに対して「すべての生徒が出席しなかった」と言いたければ、
c.f. None of the students attended the class.
とすればよい。
C so that ... 構文の変形
"Well, my attention span is not that short that I can't remember that I said two and a half hours.”(そうね、私の集中力はそれほど短くはないから2時間半と答えたことは覚えてるわ)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’23”あたり)
thatが3回も出てきて何だか分かりづらい文章だが、文法に沿って説明すると以下のようになる。
まず、1番目の
thatの用法を説明する。
e.g. It's not
that simple.(それほどシンプルじゃないよ)
のように
thatは形容詞の前に置かれて
soと同じような働きをすることがある。
次に、この
thatを
soに置き換えてみると、2番目の
thatと合わせて
so ... that 〜の構文(ただし否定文)が見えてくる。
つまり、この例文を直訳すると、
「私が2時間半といった事を思い出せないほど私の集中力は短い、という訳ではない」
ということになる。
D to不定詞の否定と動詞省略
"Do you touch your phone 2,600 times a day, Catherine? "(キャサリン、君は 1日に2600回もケータイを触る?)
"I try not to, what about you? ”(そうしないようにしているわ、あなたは?)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’50”あたり)
ここでのおさらいポイントは2つ。
-
to不定詞を否定する場合は
not toとする
e.g. I decided
not to participate the party.(パーティに出席しないことに決めた)
-
反復を避けるため、to不定詞以下が
省略されている。
c.f. I try
not to (touch my phone), ...
3. フレーズ解説
目次へ戻る@ 動詞claimの意味
"Now, one study says that – in fact, it claims the human attention span is now shorter than that of a goldfish.”(さて、ある研究でば人間の集中力は今や金魚よりも短いということが言われている、というか主張されています)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 0’42”あたり)
ここは日本語に訳すのが難しい部分である。その難しさを理解するには、まず
claimの正確な意味を理解する必要がある。
claimという単語をOxford Learner's Dictionariesで調べると
"to say that something is true although it has not been proved and other people may not believe it"(証明されたり、他の人が信じていないかもしれないが、あることが真実であると述べること)(出典元:Oxford Learner's Dictionaries) つまり、
sayも
claimも基本的に「何かを述べる」場合に用いられるが、
sayが単に「言う」「述べる」といった中立的な意味であるのに対し、
claimは「主張する」という意味合いが強くなる。
そこで、もう一度例文を見ると、キャサリンは、いったん
one study says that ...と行った後で、
... in fact, it claims ...(いや実はね、主張しているだけでみんなが納得している訳ではないんだけどね)と言い直している。
実際に、中盤で
More or LessというBBCの番組で(マイクロソフトが発表した)この研究内容を調査した結果、科学的証拠がないという結論を出したことが紹介されている(2'27”くらいから)。
このように
claimという言葉には、
sayと同じように「何かを述べる」ということを意味する動詞だが、
単に「述べる」だけではなく「(証明されていないことを一方的に)主張する」という意味合いが含まれることを頭に入れておこう。なお、
claimには
日本語の「クレームする(苦情を言う)」というニュアンスはないので注意すること。「苦情を言う」は
complainである。
A earlier
"And we mentioned goldfish earlier – goldfish reportedly have an attention span of nine seconds.”(そして、先ほど金魚の話をしました−−金魚は9秒間の集中力があるとされています)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 1’45”あたり)
ここでの
earlierは、
beforeと同じで「以前」「先ほど」という意味。この例文のように
mentionとの相性が良いようで、プレゼンテーションなどではよくお決まりの表現としてよく聞くフレーズである。
e.g. As I
mentioned earlier, these figures are very important when we consider our strategy.(先ほども述べた通り、これらの数字は我々の戦略を考える際に非常に重要です)
B in the first place
"And secondly – the psychologist they spoke to said there are problems with the idea of measuring attention spans in the first place.”(そして2番目に、彼らがヒアリングした心理学者は、集中力を測るという考え方にそもそも問題があると言いました)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 2’43”あたり)
in the first placeは直訳すると「最初の場所で」となるが、要するに「最初の段階で」「そもそも」という意味である。
e.g. You made a wrong choice
in the first place.(そもそも君は間違った選択をしている)
You don't understand that it is a cat and not a dog
in the first place.(そもそもそれが犬ではなく猫であるということをあなたは理解していない)
C what about ...
"And what about this: the group they surveyed touched their mobiles over 2,600 times a day.”(それから、こんなのもあるよ:彼らが調査したグループは1日に2600回以上スマートフォンを触ったんだって)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’39”あたり)
what about ...?は相手の意見を求めて「〜についてはどう思いますか」という意味である。転じて「〜しませんか、〜するのはいかがですか」と提案・勧誘の趣旨でも使われる。
how about ...?も同じ。
すぐ後にもう1回でてくるのでそちらも紹介しておく。
"Do you touch your phone 2,600 times a day, Catherine? " (キャサリン、君は 1日に2600回もケータイを触る?)
“I try not to, what about you?"(そうしないようにしているわ、あなたは?)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4"47”あたり)
ここは、相手の質問に答えた上で、同じ質問を相手にしている場面。
D either way
"Now, I'm sure everyone wants to get back to touching their phones – or maybe they're even touching them now as they listen – but either way, let's have a review of today's phrases.”(さて、みなさんケータイを触りに戻りたいだろうと思いますがーーあるいはもしかしたら聞きながらもう触っているのかも知れませんがーーいずれにしても今日のフレーズをおさらいしましょう)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’55”あたり)
eitherは「いずれかの」という意味なので、
either wayは副詞句として譲歩の意味合いが加わって「どちらにしても」「どちらにせよ」という意味になる。
e.g. You can go forwards or backwards.
Either way, it is to make a decision that is important.(前進しても後退してもよい。いずれにせよ、大事なのは決断することだ)
E Appologies
"Sorry – I just got distracted there by a message on my phone. Apologies.”(ごめんーーちょっとケータイのメッセージに気を取られちゃって。ごめんよ)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 5’21”あたり)
Appologies. は
I'm sorry.と同じ。正式には
My appologies.
I'm sorry... と同様、
for以下で謝りたい内容を表すこともできる。
必ず複数形にすることを忘れないようにしよう。
e.g.
My apologies for not writing you sooner.(もっとはやく手紙を書かずにごめんなさい)
4. ボキャブラリー・間違えやすい発音
目次へ戻る★ボキャブラリー
stay 過去分詞,------------- 〜の状態のままでいる、〜の状態を保つ
on average,---------------- 平均して
addicted to ...,----------- 〜にはまっている、〜の中毒である
take away,----------------- 持ち去る、奪い去る
reportedly,---------------- 伝えられるところによれば、〜と伝えられている(=it is reported that ...)
get a bad press,----------- (報道で)たたかれる
in other words,------------ すなわち、言い換えれば
in recent years,----------- 近年は
be better at ...,---------- 〜がより上手である
to be honest,-------------- 正直なところ
at once,------------------- 一度に、同時に
all the way through ...,--- 〜の最初から最後まで
★発音
length[leŋθ]------------- レングθではなくレンθのように聞こえることがある
asked[ǽskt]---------------「アスクド」ではない
5. 発展課題
目次へ戻る今回の
6 Minute Englishとそのテーマとなった
attention spans(集中力の持続時間)について資料を集めてみました。
6 Minute Englishの内容だけで済ませてしまうのはあまりにもったいない話題なので、お時間の許す限りお付き合い下さい。
@ 今回の6 Minute Englishの元ネタ
★
The Attention Span of a Goldfish (2017年3月10日付 More or Less BBC Radio 4)
9分程度のラジオ番組です。
6 Minute Englishでも紹介されたジェマ・ブリッグス博士のコメントも収録されています(5'04"くらい)
★
Busting the attention span myth (2017年3月10日付 BBC NEWS)
上記番組の解説記事です。聞き取りの参考にどうぞ。
A 人間の集中時間が減少したことを指摘するMicrosoftの研究報告
(1) ニュース記事
★
You Now Have a Shorter Attention Span Than a Goldfish (2015年5月14日付 Time)
★
Humans have shorter attention span than goldfish, thanks to smartphones (2015年5月15日付 The Telegraph)
★
Do You Have A Lower Attention Span Than A Goldfish? (IFL Science)
(2) Microsoftが発表した報告書
★
Attention spans (2015年3月10日付 Consumer Insights, Microsoft Canada)
B 携帯電話の使用に関する調査結果
今回の
6 Minute Englishのクイズの答えを発表するときのニールとキャサリンは以下の通りです。
"Which reminds me today's question. I asked you how long on average we spend looking at our phones, and you said?”(君のおかげで今日のクイズのことを思い出したよ。ケータイを見るのに平均してどのくらい時間をかけているのかと質問したら君はなんて言ったっけ?)
"Well, my attention span is not that short that I can't remember that I said two and a half hours.”(そうね、私の集中力はそれほど短くはないから2時間半と答えたことは覚えてるわ)
"And the answer – if you believe the research – is 2.42 hours per day so, pretty good guess there, Catherine.”(それで答えはーー君が研究結果を信じるならーー1日2.42時間だから、とってもナイスな予想だね、キャサリン)
"Thank you.”(ありがとう)
"That comes from Chicago-based research firm Dscout. And what about this: the group they surveyed touched their mobiles over 2,600 times a day.”(これはシカゴにあるDscoutという調査会社が出している数字だよ。それから、こんなのもあるよ:彼らが調査したグループは1日に2600回以上スマートフォンを触ったんだって)
(出典元:5/18付 BBC 6 Minute English 4’16”〜4’47”あたり)
ここで登場するDscout社の調査報告は以下の通りです。
(1) ニュース記事
★
We touch our phones 2,617 times a day, says study (Network World)
★
Are YOU obsessed with your phone? Researchers reveal addicts touch their handset over 5,400 times a DAY (2016年6月27日付 Daily Mail)
(2) Dscout社のサイトから
★
Putting a Finger on Our Phone Obsession(2016年6月16日付 Dscout HPより)
今回は以上です。お疲れ様でした。
最後までお読みいただき有難うございました。
P.S.1
質問・感想・コメントをお待ちしています。コメント欄か、または、company3434★gmail.comまでお願いします。(★を@に変えてください)
P.S.2
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