2017年05月06日

6 Minute English(2017年5月4日分)- リスニングのポイント




今回の6 Minute EnglishのタイトルはThe super rich(大金持ち)です。
※著作権の関係上、音声とスクリプトは下記のBBCのサイトから入手してください。
http://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english/ep-170504


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今回はスケールの大きな話です。今の時代、大富豪の仲間入りを果たすにはmillionaire(ミリオネア)では足らず、最低でも50〜100億円は資産を持っていないとダメだそうです。そしてそんな大金持ちの究極のステータス・シンボルがsuperyacht(豪華ヨット)。私のような庶民は豪華客船に乗ることすら高嶺の花なのですが、それを個人で所有するなんて正気の沙汰ではありません。そんな浮世離れした世界の話をちょっとのぞいてみましょう。

それでは今回も役に立ちそうなtipsをみなさんにお届けします!



■目次
1. 聞き取りが難しい/注意したい個所はココだ!
2. 文法・構文解説
3. フレーズ解説
4. ボキャブラリー・間違えやすい発音
5. 発展課題



1. 聞き取りが難しい/注意したい個所はココだ!



“The ultimate status symbol – that is, an item which allows you to show off your wealth and position in society.”(究極のステイタス・シンボルーーつまり、財力と社会的地位を見せつけることのできるアイテムだね)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 1’33”あたり)
下線部分は「ユア ウェルθ アンド ポジション」ではなく「ヨーウェルθポジション」と聞こえる。wealthpositionは同じ文脈で出てきやすいことからも、この2つの単語がandでつながっていることは容易に推測できる。ただ、実践の聞き取りではそのようなことを考えている時間はないので、and限りなく弱く発音されることを意識しながら超えに出して練習しておく。


“If you have an exclusive wine collection or art collection or even the purchase of a business jet – these are investable assets – something that you can retain value on or accrue value on. A business jet, a private jet, can cut costs – and make businesses more convenient by running faster, more comfortably than commercial airlines. So these purchases, they make good, sound business sense. Whereas a superyacht is essentially a black hole.”(もし特別に高級なワインまたは芸術品のコレクションをするとか、さらにはビジネス用ジェット機を購入するのならば、これらは投資に値する資産ーーつまり価値を維持したり生み出したりするものです。ビジネス用ジェット機にしろプライベート・ジェットにしろ費用の削減になるーー民間航空機よりも速く移動できるのでビジネスがもっと便利で快適になります。だから、これらを購入することはビジネスとしては正しくて健全です。これに対して豪華ヨットはブラックホールも同然です)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 1’47”あたり)
今回の6 Minute Englishの中では、最も聞き取りが難解で、英文自体の解釈も手こずる部分の一つである。カーディフ大学の研究者であるエマ・スペンス女史の英語はかなりクセがある上に、結構早口なので聞き取りづらい。wineは「ワィ」、artは「アー」、jet「ジェッ」、cut costsは「カッ コス」、commercial airlinesは「コマーシャレアラインズ」、superyacht「シーピーヨッ」など、聞き取れた一部の音だけで瞬時に単語を推測する能力が求められる。みなさんは「金持ち」と「コレクション」でワインや美術品を、「金持ち」と「購入」でジェット機やヨットをすぐに連想できるだろうか。

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さらに、exclusive「(限られた人だけが手に入れられる)高級な」、investable「投資に値する」、accrue「(利子や価値など)を生む」などの少々難解な言葉がさらに聞き取りを手こずらせる。もちろんすべての語句を知っていないと聞き取りはお手上げという訳ではないが、ボキャブラリーがあればあるほど聞き取りを容易にしてくれる。まさに「芸は身を助ける」だ。


構文的に分かりにくい部分もある。

まず、
... these are investable assets – something that you can retain value on or accrue value on.

文法的に説明すればinvestable assetssomethingは同格で、somethingは関係代名詞の先行詞となっている。つまり次の2つの文章が合体したもの。
... these are investable assets – something
 +
you can retain value on or accrue value on something.

次は、
A business jet, a private jet ... make businesses more convenient by running faster, more comfortably than commercial airlines.

これは比較級の構文だが、
more convenientfastermore comfortably(恐らく正しくはmore comfortable)
という3つの形容詞または副詞句について比較している非常に珍しい文章である。


“She says that in the world of the super rich – the size of your yacht shows your place in the pecking order.”(大金持ちの世界では、ヨットの大きさが序列を表すと彼女は言っています)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 3’23”あたり)
下線部分は「ショウズ ヨア」ではなく「ショウョア」と音が連結している。言ってしまえば何気ない連結のようだがこれを見逃す手はない。意識して声に出すことでこの連結ルールが五感に染みついてくる。


What are your assets?”(君の資産は何?)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4’45”あたり)
下線部分は「ホワット アー ユア アセット?」ではなく「ホワッ ア アセット」と聞こえる。What are ...がWhat'reとなっているようなイメージである。これを繰り返し発音して音になじんでおけば、質問を投げかけられても「いま何て言ったんだろう??」というようなことにならない。





2. 文法・構文解説



@ 多少ひねりのある疑問文

In which country is the percentage of super rich expected to grow fastest over the next 10 years?”(今後10年間で大金持ちの割合が最も急増すると予想されているのはどの国?)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 0’37”あたり)
“... what on earth do people with so much money spend it on?”(そんなにたくさんのお金を持っている人々はいったい何に使っているの?)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 1’19”あたり)

疑問詞のwhatwhichは、主語や目的語を疑問の対象にしている場合はおなじみだが、上の2つの例のように前置詞を伴う副詞句の一部が疑問の対象もなると文章の意味を取りづらくなることがある。音読の反復練習をして自然に体が反応するようにしておこう。


A 婉曲(えんきょく)表現 - 助動詞の過去形would, could, might


would, could, mightなどの助動詞の過去形は、仮定法の文章の主節部分で主に使用されることが多い。例文を挙げると以下のようになる。
e.g. If I were sick, I could not attend the meeting.(もし私が病気だったら、その会議には出席できません)[仮定法過去]
If he had run on the way to school, he would not have been late for the class.(学校まで走っていたら、授業に遅刻しなかっただろう)[仮定法過去完了]

しかし、必ずしもこれらの例文のようにIfで始まる従属節が存在する訳ではなく省略されることがある。If節が省略されるケースは様々あり、詳細の解説はお手元の文法書に譲るが、その一つのケースとして婉曲表現のケースがある。いわゆる「遠回しの言い方」ということである。今回の6 Minute Englishにも何ヶ所か出てくるので見てみよう。

“You might remember a report last year which said the world's richest 62 individuals owned as much as the poorest 50% of people in the whole world.”(世界の最もお金持ちである62人が、世界全体のうちのお金持ちでない方の半数と同じくらいの資産を保有しているという昨年の報告書を覚えている方もいるでしょう)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 1’07”あたり)
mightはmayの過去形だが、これを"You may remember ..."とすると、単に「覚えているかも知れない」という表現になる。これに対してmightを使うことによって「(報告書を見た人がいるかどうか分からないが、もしいたとすればもしかしたら)覚えているかも知れない」というやんわりとしたニュアンスになる。

“I'm not like you though Neil, I don't live in an expensive mansion – that would be a real status symbol!”(でもニール、私はあなたとは違うわ、高価なマンションに住んでないものーー高価なマンションはまさにステータス・シンボルでしょうからね!!)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4’49”あたり)
ここで"an expensive mansion - that is a real status symbol!!"と言ってしまうと「高価なマンションはまさにステータス・シンボルだからね」という意味になって、大げさに言えば、このことは誰もが疑いようがない事実だという断定的なニュアンスになってしまう。そこでキャサリンは「もしかしたらそうじゃないと思う人がいるかもしれない」と思ったのでしょうか、仮定法wouldを用いて「(わたしに言わせれば)高価なマンションはまさにステータス・シンボル」という風に個人的な評価を若干ではあるが控え目に述べている。

“We could also say that a particular policy makes economic sense.”(「特定の政策は経済に意味がある」という風にも使えますね)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 5’10”あたり)
これも同じで、"We can also say ..."と言うと「〜とも言うことができる」というストレートな表現になるが、助動詞couldを使えば、「(言うか言わないかはその人次第ですが、もし言うとすれば)〜とも言える」というソフト(=遠回し)な表現になる。

ちなみに、以下の2つの依頼文の違いも同じ理屈である。
e.g. Can you show me the way to XX station?
Could you show me the way to XX station?
つまり、1つ目の文章がストレートに依頼しているのに対し、2つ目の文章は(もしよろしければ〜できますか)という婉曲的で丁寧な表現なのである。


B so ... that 〜

“A black hole, in scientific terms, is a place where gravity is so strong that nothing can escape – not even light.”(ブラックホールは、科学的な意味としては、重力が非常に強くていかなる物もーー光でさえも抜け出すことのできない場所のことです)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 2’45”あたり)
so ... that 〜は「非常に…なので〜である(or 〜できない)」「〜であるほど(or 〜できないほど)非常に…である」という定型の構文。

e.g. He loves his dog, Pochi so much that he cannot go out without it.(彼は犬のポチが大好きなのでポチがいないと外出できない)
She is so kind that she always helps me do homework.(彼女は親切でいつも宿題を手伝ってくれます)


C 関係代名詞(1) - 文章全体を先行詞とするwhich

“These superyachts are big. The world's longest is 180m in length. And they require a professional crew. Which is how Emma began her study – she used to work on the yachts.”(この豪華ヨットは大きいです。世界最長は長さ180メートルです。そして、プロの乗員が必要となります。それでエマは研究を始めたのですーー彼女は昔ヨットで働いていました)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 3'04”あたり)
今回の6 Minute Englishにも関係代名詞whichが何回か登場するが、その中に前の文章全体を先行詞とするものがある。

以下も同じく前の文章全体を受ける関係代名詞である。
“If you're higher up in the yachting pecking order, you get the best place in the harbour. Which is very important to yacht owners, apparently.”(もしあなたがヨットの序列で上位にいるのなら、ヨットハーバーの中で最高の場所を得るのです。そして、ヨットのオーナーにとってはそのことがとても重要みたいなんだ)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 3’35”あたり)


D 関係代名詞(2) - in which

“I said that Vietnam is the country in which the percentage of super rich is expected to grow fastest over the next 10 years.”(ベトナムが大金持ちの比率が今後10年間で最も急増すると予測されている国だと私は答えたわ)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4’13”あたり)
この文章を分解すると以下のようになる。
I said that Vietnam is the country.
 +
The percnetage of super rich is expected to grow fastest over the next 10 years in the country.

このような前置詞+関係代名詞は関係副詞whereに置き換えることができる。
c.f. Vietnam is the country where the percentage of super rich is expected to grow fastest over the next 10 years.

少し前の方で、関係副詞whereを使った文章が2回出てくる。いずれも"in which"で置き換えることができる。
“A black hole, in scientific terms, is a place where gravity is so strong that nothing can escape – not even light.”(ブラックホールは、科学的な意味としては、重力が非常に強くていかなる物もーー光でさえも抜け出すことのできない場所のことです)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 2’45”あたり)
“It's also used conversationally to mean 'a place where things go missing'.”(会話では物がなくなる場所という意味で使われることもある)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 2’59”あたり)



E apparently

“If you're higher up in the yachting pecking order, you get the best place in the harbour. Which is very important to yacht owners, apparently.”(もしあなたがヨットの序列で上位にいるのなら、ヨットハーバーの中で最高の場所を得るのです。そして、ヨットのオーナーにとってはそのことがとても重要みたいなんだ)
"Apparently, so. It's all about seeing and being see."(そうみたいね。それは見る方も見られる方もすべてってこと)

(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 3’35”あたり)
副詞のapparentlyは「一見したところ〜のようだ」「外見から判断して〜のようだ」という意味。

これに対して、形容詞のapparentは不思議な単語で、「一見すると〜のような」(=seeming)という意味のほかに、「明らかな」「明白な」(=obvious)という意味がある。
e.g. It is apparent that he is good at singing.(彼は歌がうまいということは明らかです)
c.f. It appears that he is good at singing.(彼は歌がうまそうです)


F so that ... 構文

“So, the phrase conspicuous consumption refers to the kind of buying you do so that other people notice your money.”(それで、conspicuous consumptionというフレーズは、他の人がお金持ちであることに分かるように行う類の買い物のことを言うのです)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4’00”あたり)
前出のB so ... that 〜と紛らわしいが、... so that 〜で「〜となるよう…する」といった、何らかの目的について述べる場合に用いられる。

e.g. I'm putting it in the microwave now so that it'll be ready by eight o'clock.(8時に出来上がるようにこれからそれを電子レンジに入れます)

e.g. Please provide your contact details so that we can keep in touch with you.(あなたと連絡が取れるように連絡先を教えてください)

ややこしいが、関係代名詞節の中にso that ...構文が登場している。分解すると以下の通りである。

... the phrase conspicuous consumption refers to the kind of buying.
 +
you do the kind of buying so that other people notice your money.

最後の方でもう一度同じ構文が出てくるのでおさらいしておこう。
“And to clear up two similar phrases: a status symbol refers to the object itself, like a luxury car; whereas conspicuous consumption refers to the act of spending money on things like expensive cars but you're spending money so that other people notice.”(それから、2つの似たフレーズ(の違い)をはっきりさせておきますが、status symbolは豪華な車のようにモノ自体を指すのに対して、conspicuous consumptionは高価な車のようなものにお金を使う行為を指します。ただし、(その目的として)他の人が気付くようにお金を使っているのです)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 5’40”あたり)



G if only ... 構文

If only that were true, but it's a good example.”(それが本当ならうれしいけど。でも今のは(status symbolの説明としては)いい例だね)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4’55”あたり)
if only「もし〜でさえあればなあ」「もし〜ならよかったのに」という,願望をあらわす仮定法で、主節が省略される場合が多い。なお、例文のようにIf節の主語が3人称の場合、be動詞はwasの代わりにwereを用いることもできる。

e.g. If only your father were here!(君のお父さんがここにいればなあ!)

また、同じく願望を表す仮定法の表現として、"I wish ..."というのがあるが、"If only ..."の方がより感情がこもった表現である。


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3. フレーズ解説



@ allow you to ...

"The ultimate status symbol – that is, an item which allows you to show off your wealth and position in society.”(究極のステイタス・シンボルーーつまり、財力と社会的地位を見せつけることのできるアイテムだね)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 1’33”あたり)
XX allow you to ...は直訳すると「XXは、あなたが〜することを許す」となるが、主語XXは人以外でもよい。その場合「XXによって〜することができる」という意味になる。この英語独特の表現は頻繁に見かけるので、慣れておきたい。

e.g. They don't allow anyone to smoke.(かれらは誰にも喫煙を許可しなかった)
This devise allows you to watch the latest news anytime and anywhere.(このデバイスなら最新のニュースをいつでもどこでも見ることができる)


A How about ...?

“Before we sail off into the sunset Catherine, how about we answer today's question.”(キャサリン、エンディングに向かう前に、今日のクイズの答えを発表しようよ)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4"09”あたり)
How about ...?は相手の意見を求めて「〜についてはどう思いますか」という意味であり、転じて「〜しませんか、〜するのはいかがですか」と提案・勧誘の趣旨でも使われる。What about ...?も同じ。通常...の部分には名詞や動名詞が続くが、主語+動詞という文章の形で続けられている。

すぐ後にもう1回でてくるのでそちらも紹介しておく。
“Now, how about we have another look at the wealth of vocabulary in this programme?”(では、今日の番組で出てきたたくさんのボキャブラリーをもう一度見ておきましょうか)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4"36”あたり)






4. ボキャブラリー・間違えやすい発音



★ボキャブラリー
take a look into ... 〜を調査する
(look into ...)
First things first まず大事なことを最初にして
up and coming 活気のある、前途有望な
show off ... 〜をひけらかす、見せつける
make sense 意味をなす、理解できる、うなずける
so much so ... それは本当にそうで、
have another look at ... もう一度〜を見る
a wealth of ... 大量の〜、豊富な〜

★発音
asset[ǽset]
increase[inkríːs](動詞) ※名詞なら[ínkriːs]
allow[əláu] ※「アロー」ではない
scientific[sàiəntífik]
ultra[ʌ́ltrə] ※「ウルトラ」ではない(ultimate[ʌ́ltəmət]と類似)


5. 発展課題


今回は音声あり、映像あり、写真あり、文書ありのよりどりみどりです。時間が許す限りどんどん興味を膨らませて英語力の強化につなげて行ってください!!

@ 今回の6 Minute Englishの元ネタ


Thinking Allowed(2017年1月9日付 BBC RADIO 4)
http://www.bbc.co.uk/programmes/b086s8yv
今回の6 Minute Englishで紹介されしたEmma Spence女史のコメントも含まれています。

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A 豪華ヨット(superyacht)とは何か


★豪華ヨットの中身を堪能あれ
On board a $300m superyacht(2017年3月8日付 BBC NEWS)
http://www.bbc.com/news/av/business-26480469/on-board-a-300m-superyacht
豪華で贅沢なつくりにびっくりです豪華ヨットの販売仲介人のインタビューも聞けます。

The yacht with its own bar and lift(2017年4月8日付 BBC NEWS)
http://www.bbc.com/news/av/business-35999453/the-yacht-with-its-own-bar-and-lift
シンガポールの豪華ヨットもすごいの一言。

★ロシアの大富豪はスーパーヨットをめぐってロンドンのメディアにたびたび登場
Super yacht worth £209 million owned by Russian tycoon moors up in London(2016年9月5日付 EXPRESS)
http://www.express.co.uk/news/uk/707452/Super-yacht-Russian-tycoon-moors-London-Andrey-Melnichenko
高額スーパーヨット・ベスト5のビデオクリップや世界の大富豪の顔ぶれを紹介したスライドショーなどがご覧になれます。

Russian billionaire's £360million superyacht is IMPOUNDED in Gibraltar because German shipbuilder says he is still owed £13 million(2017年2月21日付 MailOnline)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4242442/Russian-billionaire-s-360-million-superyacht-IMPOUNDED.html
建造した豪華ヨットの建造者が代金不払いを理由にロシアの大富豪への引き渡しを拒否した事件。豪華ヨットの高さはロンドンのビッグベンを凌ぐというから巨大さには度肝を抜かれる。豪華ヨットの全体の姿、タワーブリッジを開脚させて航行する様子、構造の解説、内装写真などの写真が多数あります。

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B 大富豪に関する話題の取り上げ方〜各国のメディアから


(イギリス)
How much money do you need to join the super-rich?(2015年1月27日付 BBC NEWS)
http://www.bbc.com/news/business-30689144

Ultra-rich protect wealth with spread of 'family offices'(2017年3月16日付 BBC NEWS)
http://www.bbc.com/news/education-39285037
自己の財産保全のために各方面から専門家を集めて専属で雇い入れるという奇想天外な現象が大富豪の間で起こっています。

(アメリカ)
'Silicon Valley,' 'Billions' offer new view of the super-rich(2017年4月20日付 CNN)
http://edition.cnn.com/2017/04/20/entertainment/silicon-valley-preview/

America’s Rich Get Richer and the Poor Get Replaced by Robots(2017年4月27日付 Bloomberg)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-04-26/america-s-rich-poor-divide-keeps-ballooning-as-robots-take-jobs

(インド)
The people meeting the needs of India's super-rich(2017年1月7日付 BBC capital)
http://www.bbc.com/capital/story/20161230-the-people-meeting-the-needs-of-indias-super-rich

(日本)
Japan’s super-rich: fun to envy, difficult to emulate(Aug 27, 2016 Japan Times)
http://www.japantimes.co.jp/news/2016/08/27/national/media-national/japans-super-rich-fun-envy-difficult-emulate/


C 6 Minute Englishの中より



(1) Wealth Report 2017
“The number of super rich are expected to increase by 43% over the next decade.”(大金持ちの人数は今後10年間で43%増加すると考えられているんだ)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 0’58”あたり)
“It was in fact Vietnam – according to the same report by Knight Frank – the population of ultra wealthy is expected to grow by a staggering 170% in the next decade.”(なんと正解はベトナムだったんだーーナイト・フランクがまとめた同報告書によると、ウルトラ金持ちの人口が今後10年間で仰天の170%増加する見込みなんだ)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 4’25”あたり)

★データのソース
イギリスの不動産系総合コンサルタントのKnight Frankが毎年まとめているWealth Report 2017です。この資料は、Knight Frankがインターネットで無料配布しており、同社サイトにアクセスすれば容易に入手することが可能です(70ページ)。ただし、その際に名前とメールアドレスを入力する必要があります。もっとも、報告書名などでインターネット検索すれば同社のポータルサイトを経由せずにダイレクトにPDFファイルにアクセスできるリンクが出てくるようです。

★レポートの概要を伝える記事
以下の記事は同レポートのハイライトをまとめたいわゆる2次資料です。
Knight Frank Launches Wealth Report 2017(2017年3月1日付 The Urban Developer)
https://www.theurbandeveloper.com/knight-frank-launches-wealth-report/
ここでは残念ながら日本のことは触れられていません。

★ベトナムがスーパリッチ急増中?
Number of super-rich set to rise by 43pc in the next decade(2017年3月1日付 The Telegraph)
http://www.telegraph.co.uk/business/2017/03/01/number-super-rich-set-rise-43pc-next-decade/

Vietnam's super-rich population is growing faster than anywhere else(2017年3月2日付 VnExpress)
http://e.vnexpress.net/news/business/vietnam-s-super-rich-population-is-growing-faster-than-anywhere-else-3548860.html

★ウェルス・レポートは様々なシンクタンクが発行している
2016年度グローバル・ウェルス・レポート(クレディ・スイス)
https://www.credit-suisse.com/media/production/ai/docs/jp/aboutus/pdf/2016/cs-jp-global-wealth-report-press-release-2016.pdf

Global Wealth 2016: Navigating the New Client Landscape(ボストンコンサルティング)
https://www.bcgperspectives.com/content/articles/financial-institutions-consumer-insight-global-wealth-2016/

World Wealth Report 2015(RBC Wealth Management(カナダロイヤル銀行系コンサル)とCapgemini(パリを本拠とするコンサル)が共同制作)
http://www.rbc.com/newsroom/news/2015/20150617-wwr-spotlight.html


(2) Oxfam プレスリリース
“You might remember a report last year which said the world's richest 62 individuals owned as much as the poorest 50% of people in the whole world.”(世界の最もお金持ちである62人が、世界全体のうちのお金持ちでない方の半数と同じくらいの資産を保有しているという昨年の報告書を覚えている方もいるでしょう)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 1’07”あたり)

このデータは、世界の貧困問題に取り組む国際的なNGOであるOxfamが発表した資料に基づいています。

62 people own same as half world – Oxfam(2016年1月18日付 Oxfamプレスリリース)
http://www.oxfam.org.uk/media-centre/press-releases/2016/01/62-people-own-same-as-half-world-says-oxfam-inequality-report-davos-world-economic-forum

プレスリリースと同時にガーディアン紙にも記事が掲載されました。
Richest 62 people as wealthy as half of world's population, says Oxfam(2016年1月18日付 The Guardian)
https://www.theguardian.com/business/2016/jan/18/richest-62-billionaires-wealthy-half-world-population-combined

<参考>
World's eight richest people have same wealth as poorest 50%(2017年1月16日付 The Guardian)
https://www.theguardian.com/global-development/2017/jan/16/worlds-eight-richest-people-have-same-wealth-as-poorest-50


(3) pecking order
“Now, did you know our next phrase, pecking order, actually comes from chicken behaviour?”(ねえ、次のフレーズのpecking orderだけど、実はニワトリの行動に由来するって知ってた?)
(出典元:5/4付 BBC 6 Minute English 5’23”あたり)


当然、世の中にはこのことを話題にしている人がたくさんいます。その一例を挙げます。
Pecking Order Explained(2017年3月16日付 Community Chicken)
http://www.communitychickens.com/pecking-order-explained/





今回は以上です。お疲れ様でした。

最後までお読みいただき有難うございました。





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posted by 薗田真澄 at 09:00| Comment(0) | 6 Minute English | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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